かつて、こんな番組がありました。

 老人漂流社会 “老後破産”の現実

高齢者人口が3000万を突破し、
超高齢社会となった日本。とりわけ深刻なのが、
600万人を超えようとする、
独り暮らしの高齢者の問題だ。

その半数、およそ300万人が
生活保護水準以下の年金収入しかない。

生活保護を受けているのは70万人ほど、
残り200万人余りは生活保護を受けずに暮らしている。

年金が引き下げられ、医療や介護の負担が重くなる中、
貯蓄もなくギリギリの暮らしを続けてきた高齢者が
“破産”寸前の状況に追い込まれている。

在宅医療や介護の現場では
「年金が足りず医療や介護サービスを安心して受けられない」
という訴えが相次いでいる。

自治体のスタッフは、
必要な治療や介護サービスを中断しないように、
生活保護の申請手続きに追われている。

“老後破産”の厳しい現実を密着ルポで描くとともに、
誰が、どういった枠組みで高齢者を支えていくべきか、
専門家のインタビューを交えながら考える。

NHKスペシャル)より引用


見たい方は、YouTubeで検索してみてください。


そして、次の「老後破産」の意味を確認してみてください。

老後破産(ろうごはさん)とは、
社会において存在する高齢者に関する問題であり、
これは独居老人が貧困により破産状態の生活を
送らざるを得ないような状態になっているということである。

この老後破産というのは、現代社会において増加し続けている事柄であり、
2014年の時点においては約200万人の老人が
老後破産のような状態で老後を過ごしていると見られている。

この約200万人というのは、
2014年時点での独居老人の人数が約600万人であり、
このうちの約300万人が貧困状態に置かれており、
ここから生活保護を受給している人数を
差し引いた人数が約200万人というわけである。

このような約200万人の老後破産となった独居老人の多くは、
自身が得ることのできる年金のみを生活の糧としている。

このような老後破産となるような人間というのは、
かつては企業で働いており、
そこからの貯蓄や企業を退職するときの退職金も得られており、
老後の蓄えがあると思われていた人が多い。

だが現実に老後に必要であろうと思われる貯金の金額のみでは
老後を過ごすということが不可能であるという場合も多く、
たとえば老後に体を壊して医者に頼ったならば、
そこから多額の医療費により貯金が減少することがあるからである。

他には息子がいて、
その息子が働いていなければ、
面倒を見ないといけないということになるわけであり、
このことからも老後の貯金が
減少することになる場合があるからである。


(ウィキベディア)


あなたは、大丈夫ですか。

年金だけじゃないですか?

国民年金だけでは、最低の生活すら
現在でもできません。

あなたが、老いた時、

受給開始年齢、受給金額は、
間違いなく、現在より悪化しています。

だいじょうぶですか?